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【アトラスコラム】 第18回

コラム

アトラスコラム第18回

「ラグビーの価値」

 

 

 

こんにちは!!

だいぶ過ごしやすい気候になってきましたね。

アトラスコラムも穏やかに継続中でございます。

 

今日、ご紹介するのは2021年シーズンで引退を決意した金澤省太郎さんに執筆いただきました。

横河電機にて仕事にラグビーに文武両道を体現し、現在はオランダに駐在しています。

 

ラグビーを通じて彼が何を感じたか、ぜひご一読ください!!

 

アトラスターズOBの金澤 省太郎と申します。

2013年に横河電機へ入社して以来2021年までの9シーズン、現役選手としてお世話になりました。今回はタイトルの通り、「ラグビーの価値」について恐縮ながら自分の想いを述べさせて頂ければと思います。

 

そもそもなぜラグビーを始めたのか?

もともと身内に経験者がいた訳ではなく、中学校入学前に実家でテレビを見ていた際、たまたまラグビー日本代表の試合が地上波で放送されていて、ラグビーのラの字も知らなかった少年は父親の「ラグビーは仲間の為に自分を犠牲にして戦うスポーツ」という言葉に惚れ落ち、ラグビー部に入部しました。通っていた甲南中学・高校は毎年兵庫県のベスト4に入るかどうか程度のレベルでしたが、私が高校3年生の時に春の県大会で優勝(正確には同点で両校優勝)、秋の県予選では決勝でロスタイムに勝ち越され、あと一歩のところで花園には届きませんでしたがラグビー一筋で青春を謳歌しました。

 

 

そのまま付属の大学に進み就職活動の時期に入った時、社会人として将来何がしたいか?と初めて真剣に考えました。英文科に所属していたこともあり、将来的に海外で仕事をしてみたいという考えと、高いレベルでラグビーを続けたいという想いがあり、そんな自分勝手な希望に合った会社が果たして存在するのかと思っていましたが、大学が姉妹校で定期戦を通して交流のあった1つ上の大森陽平さん(成蹊大・アトラスターズOB)に横河電機を紹介して頂き、採用試験を受けるに至りました。

 

2013年に晴れて入社、アトラスターズへ入部した訳ですが、当初はCTBとしてチームに加わりました。私の現役時代後半しか知らない方には未だに驚かれますが(その不器用さでよくBKやってたな、という意味で(笑))、3年目に差し掛かる際に当時のFWコーチ(坂尾さん、趙さん)からコンバートを打診され、自分のプレースタイル的(頭から突っ込む)にもここしかない!と一念発起し、思い切ってFL/No.8へポジションを変更しました。のちにこれが自分のラグビーキャリアの転換期であり、9年間現役を続けられた大きな理由の1つであると悟ることになりました。

最後の2年間は腰のヘルニアに悩まされ満身創痍でしたが、2021年12月の下部リーグとの入替戦を最後に現役を退きました。

 

さて、前置きが長くなりましたが本題の「ラグビーの価値」とは何でしょうか。もちろん決まった答えはなく、人によって思う価値は異なるでしょう。ラグビー憲章で言う5つのcore valueというものもありますが、お題としては「ラグビーを続けることで得られる価値」という意味合いで考えて頂ければと思います。

 

 

・・・

 

 

問いかけておいて何ですが、私もまだ決まった答えがありません(笑)

 

というのも現役時代は一回の練習、一回の試合、日々戦いの連続でそれに気づくことは難しいと思っているからです。得られる価値というのは、ラグビーから離れたのちに具体的に見えてくるものだと考えています。

 

 

私が2021年に現役を引退したのは、ケガでもなく情熱が無くなったからでもなく、仕事で翌年春からオランダへの海外赴任が決まっていたからでした。今月でこちらに来てちょうど一年になりますが、ラグビーをやっていたことで得られる人脈、仲間、コミュニティがあります。オランダではラグビーはメジャースポーツではないため新しい趣味でも探そうかと思っていたところ、赴任前にアムステルダム・ロンドン・パリ・ドイツの主に日本人駐在員から構成される欧州ジャパニーズラガー団体なるものがあることを知り、1年に4回欧州各地で現地クラブチームと交流試合をして回っています。

 

駐在員と言っても基本的には皆さん先輩の方ばかりで、会社の社長や役員をされている方、現地で日本食レストランを経営されている方等、背景はそれぞれですが、ラグビーを通してこういった”繋がり”ができることは、ラグビーを続けてきたからこそ得られる1つの大きな価値ではないか、と日々身をもって感じているところです。色々と話を聞いてみると横河電機のお客様や、クラブチームで過去に三鷹グラウンドで試合をされた方がいらっしゃったりと、どこでどう繋がるか分からいのも醍醐味の一つです。

(ロンドンでの試合後に)

 

こちらで最初にお声がけ頂いたオランダチームの山内朝敬さん(秋田高校・慶應大ラグビー部OB)の言葉が忘れられません。

「ラガーマンと分かればもう友達です。これから仲良くなるので最短距離で参りましょう。」

これこそ ”This is what rugby is all about” なのだと思います。

 

 

アトラスターズの現役選手には、身体と気持ちの続く限りできるだけ長く現役にこだわってプレーし、そこから得られるそれぞれの価値を大切にしていってほしいと思います。

 

 

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