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【アトラスコラム】 第11回

コラム

アトラスコラム

第11回

「株式会社Orlando Japan」

 

 

 

 

アトラスコラムは早くも10回を超え、11回目に入ってまいりました。

今回のコラムは第9回に続いての、スポンサー企業様紹介第2弾となります。

アトラスターズOBでもある大須賀さんの熱いコラムとなっております。

 

アトラスターズを去りましたが、スポンサー様として戻ってくるというカッコいい道を歩んでいる大須賀さん。非常に夢のあるストーリーです。

 

それではどうぞ!!

 

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大須賀健太と申します。

2009年横河電機に入社と共にアトラスターズに入部。

2013年まで社員兼選手として所属させて頂いておりました。

 

 

当時の仲間からアトラスコラムの話をもらいました。

心的には大変嬉しかったです。

ただ、自分が書けることは何か、何を記すべきか、少し考えてしまいました。

 

悩んだあげく、わからないからこそ今の正直な思い、当時の感謝、心の中に残っていることをそのまま書いてみようと思い書き始めております。

 

 

明治大学4年生の時に、トップリーグの舞台でアトラスターズの先輩方がトヨタ自動車(現トヨタヴェルブリッツ)と奮闘している試合をテレビ観戦。

そして横河電機に入社し、1年目。NTT(現浦安D-Rocks)との試合を観客席から観戦。

ラディキ・サモ(元豪州代表)から笠原誠(明治大学OB)へのパスがスローフォワード判定になりトップリーグ再昇格ならず。。。非常に悔しい思いをしたのを覚えています。

ただ、あのテレビで見た劇的な試合、チーム・選手、とてもカッコよくて強く、輝いているチームに感じていたところから私の社会人ラグビー生活が始まりました!

そこから苦しい期間もありながらでしたが、所属させて頂いていた4年間は私にとってかけがえなのない大切な4年間です。

 

 

前置きが長くなってしまいましたが、

私がアトラスターズにもらった大切な宝物が二つあります。

 

1つ目は

「人が見ていないところの努力は神様が見ていてくれている」ことを実感できたこと。

 

当時一緒にラグビーをしていた方や観戦してくださった方々は存じ上げていると思いますが、私はとてもパスが苦手で・・・

センスやスキルというものが本当に乏しい選手でした。

今でもよくあのパススキルでやってこられたなと感じています。笑

ただ試合に出るために自分にできることはなんだろう。と真剣に考えていました。

11番には西真さん。バックスリーには、藤山慎也さん、佐藤慎之介さん、笠原誠さん、近間さん、素晴らしいプレーヤーばかりでした。

もちろん皆さん、人一倍努力されている方々。センスある方々。

その中で試合にでるというのは、とても大きな壁があるように感じていました。

 

そこで私は自分にできることをやりぬこうと決めました。

「こいつと一緒だとやりやすいな!」 

「誰よりも体張るな!」

こういった部分を伸ばすしかないと考え、人がみていないところで努力を積み重ねました。

他の人があまりやりたがらないようなトレーニングにも取り組みました。


(秩父宮ラグビー場にて)

 

結果、運もありますが、試合に出場できたり、MVP賞を頂いたり、本当に人生で大切な経験をさせて頂きました。

そこで「人がみていないところの努力を神様はみてくれているのだな」と実感することができました。

(実際は神様ではなく、監督やコーチが見てくれていたのだとは思います。笑)

 

 

この自分を分析する事含め、

「人がみていないところの努力」

を神様は見ていてくれるのだなと信じていることが今でも大きな宝物であり財産です。

今の私の人生・ビジネスにも間違いなく生きております。自信を持ってそう言えます。

 

2つ目は

「Brothers in arms」を実感できていることです。

※兄弟のような絆で結ばれた集団であろうというチームスピリッツです。

読まれている方々は、この言葉の意味をお分かりだと思います。

 

私は社会人で4年間ラグビーをさせて頂いた後、会社にもアトラスターズにも大きな貢献することなく、自分の夢「海外で活躍する男になりたい!」という思いだけで、引退させて頂きました。

辞めて渡米する際は本当に沢山の方々に相談させていただきました。

今のように転職等で会社を辞めることが一般的でない中で、会社もラグビーも辞めることが正直、不安で心配でいっぱいでした。

 

 

親・親戚・上司の方々等含め、快く背中を押してくれた方は当時の監督の佐藤幸士さん、そしてトレーナーのキムさん(木村耕氏)だけでした。

反対をされ、たくさん質問されながら決心することが大変だったからこそ、お二人には今でも感謝しかありません。

 

また、選手のみんなに米国出発前にPartyを開いて頂いたことも強く印象に残っています。

その際に皆さんが少しずつカンパ金を集めて下さり、軍資金を頂いたことを今でも有難く感じております。

 

当時私が会社から頂いていたお給料よりも確実に多いカンパ金を頂き、アメリカ滞在中苦しい時に大変助かりました。

仲間の皆さん、直接は言えておりませんが、ありがとうございました!!

(左が大須賀さん、右が笠原さん)

 

こんな暖かい仲間、熱い思いを感じさせて頂いたチームにいつか何か恩返ししなければ。

そういつも思っておりました。

正直、渡米後はラグビーを途中で辞めてしまった自分への負い目、苦しさから輝いている仲間たちを見ることが辛く、暫くはラグビーも試合結果でさえも見ることができませんでした。

ただどうにかして恩返ししたいとずっと思っていました。

なので、ようやく恩返しできるかもと考え、スポンサーという形で戻ってこさせて頂きました。

 

「Brothers in arms」

 

言葉以上に本当に大切なことを、人生を歩む中で出逢わせて頂いたと感じております。

 

長々と書かせて頂きましたが、読んで頂きありがとうございました。

横河武蔵野アトラスターズが良いチームだなと少しでも感じて頂けたら幸いです。

 

私は、現在は株式会社Orlando Japanという「食」の輸出会社を経営させて頂いております。

https://orlando-japan.co.jp/

 

横河武蔵野アトラスターズ、アルテミ・スターズが日本を舞台にラグビーを盛り上げているように、

横河電機が世界という舞台で産業を支え盛り上げているように、

私も日本の「食」という業界をASIAという舞台で盛り上げられるよう努めております。

「Brothers in arms」の気持ちを持った男が、ビジネスの世界で獅子奮闘していること知っていて頂けると嬉しいです。

 

また、当時の仲間(Brothers)と笑って、泣いて、ふざけて、そして熱い話ができる日がくると良いな!と今でも思っています。

ありがとうございました。

 

 

Brothers in Arms…

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<筆者プロフィール>

大須賀 健太

株式会社OrlandoJapan代表取締役

 

明治大学付属中野高校

明治大学ラグビー部出身

大学卒業後、横河電機株式会社に入社。

その後、渡米し、楽天株式会社を経て同社を創業。

日本の食材の輸出事業、Web事業、飲食・卸事業の3本柱で展開する。

HP:https://orlando-japan.co.jp/

 

 

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